レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2023/01/26 07:05
IBM<IBM>が引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回った一方、フリーキャッシュフロー(FCF)は予想を下回った。 ガイダンスでは通期のFCFは予想を上回る見通しを示した一方、売上高見通しは上方修正したものの、予想は下回った。ドル安の追い風も反映させたようだ。(訂正)
同社はまた、3900人の人員削減計画を発表。キンドリルとワトソンヘルスの両ユニットを分離した後に残る従業員を中心に行われ、その費用は約3億ドルになるとしている。
ただ、株価は時間外で発表直後は上昇したものの、下げに転じている。
(10-12月・第4四半期)
・1株営業利益(調整後):3.60ドル(予想:3.58ドル)
・売上高:166.9億ドル(予想:163.8億ドル)
ソフトウェア:72.9億ドル(予想:68.6億ドル)
コンサルティング:47.7億ドル(予想:47.8億ドル)
インフラストラクチャー:44.8億ドル(予想:43.7億ドル)
ファイナンス:1.72億ドル(予想:1.54億ドル)
・粗利益率(調整後):58.6%(予想:58.4%)
・FCF:52.1億ドル(予想:58億ドル)
(通期見通し)
・売上高:1桁台半ば(予想:8.3%)
・FCF:105億ドル(予想:94.8億ドル)
(NY時間16:55)時間外
IBM<IBM> 137.68(-3.08 -2.19%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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