レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2023/03/30 07:56
マイクロン・テクノロジー<MU>が上昇。前日引け後に12-2月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、1株損益の赤字が予想以上に拡大した。第3四半期の見通しも公表し、1株損益の赤字が予想以上に膨らむ見通しを示したものの、売上高は予想範囲内となった。四半期配当は1株0.115ドルを維持している。
一部のアナリストが懸念していたよりも良好な見通しを示し、株価にネガティブな反応は見られていない。同社は声明で「顧客の在庫は改善傾向にあり、業界の需給バランスは徐々に改善すると考えている。われわれは長期的な需要に引き続き自信を持っており、技術及び製品ポートフォリオの競争力を維持するため、慎重な投資を行っている」と述べた。
今回のガイダンスは半導体市場が一時期の荒波を乗り越えて復活の可能性があることを示唆している。過去1年間の需要の急減は同社の顧客に注文の削減を促し、新しいチップを購入する前に過剰在庫の山を処理することを強いた。
(12-2月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-1.91ドル(予想:-0.63ドル)
・売上高:36.9億ドル(予想:37.3億ドル)
・粗利益率(調整後):-31.4%(予想:8.1%)
・営業キャッシュフロー:3.43億ドル(予想:9.24億ドル)
(3-5月・第3四半期見通し)
・1株損益(調整後):-1.51~-1.65ドル(予想:-0.84ドル)
・売上高:35~39億ドル(予想:37.5億ドル)
・粗利益率(調整後):-18.5~-23.5%(予想:3.6%)
(NY時間09:43)
マイクロン<MU> 63.46(+4.18 +7.04%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
関連銘柄
この銘柄の最新ニュース
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。