レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2024/05/04 03:43
(NY時間14:44)(日本時間03:44)
アップル<AAPL> 185.68(+12.65 +7.31%)
アップル<AAPL>は前日の決算で、AIについて具体的な最新情報をあまり示さなかったが、アナリストらは、同社のAI戦略が株価巻き返しを支援すると強気に見ているようだ。
今回の決算で、アイフォーンと全体的な売上高は減収とはなったものの、市場は記録的な自社株買いプログラムと、今後のAIアップデートに対する楽観的な見方に着目し、本日の同社株は買いが強まっている。同社のハードウェアとサービスの両方で提供される最新のAIに関する、より実質的な最新情報は、同社が6月に開催する世界開発者会議(WWDC)で発表される見込み。
このイベントでの焦点は同社がiOS18のソフトウェアに搭載するAI機能だとの声が出ている。機能の重要性やリリースのタイミング次第では、AI主導のアップグレードがベースケースの想定よりも早まる可能性があるという。
【アナリストによるAIへの期待】
同社のAIについて複数のアナリストから期待の声が出ており、その中の幾つかを紹介する。
同社は他で見られるようなAIの設備投資をしなくても、AIのアップサイドを実現できる。AIの恩恵やその他のポジティブなカタリストによって株価は上昇を予想。今回の業績上振れと今後のAI関連の発表を受けて強気にならない方が難しい。
業績の谷はすでに過ぎ去ったように見え、焦点は6月10日のWWDCに向かっている。同社は生成AIへの投資を加速させており、これまでで最も重要なWWDCで新機能を発表する予定。ここでの発表は潜在的にポジティブな起爆剤になり得る。同社は他のハイテク大手と比較して差別化されたAI戦略を持っており、小型モデル、パートナーシップ、デバイスの最適化に重点を置いている。
経営陣は今回の決算説明会で、同社がいかにAIから利益を得る態勢を整えているかについて何度も自信を示した。同社が生成AIの機会を完全に収益化するために、広帯域幅メモリを搭載した自社シリコンへの投資を継続し、ハードウェア、ソフトウェア、サービスの統合に注力することを期待している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
関連銘柄
この銘柄の最新ニュース
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。