レポート
配信元：株探ニュース
投稿: 2024/05/29 07:11
米大手証券のプライムブローカー部門の週報によると、ファンド勢は先週、６週間ぶりに米国株を１月上旬以来のペースで売り越した。指数や上場投資信託（ＥＴＦ）などは６週間ぶりの売り越しとなり、個別銘柄は３週連続の売り越しとなった。
産業、ＩＴ、金融、エネルギー、素材、不動産を筆頭に、主要１１セクターは全て売り越し。最も顕著だったのは産業株で、１１週連続で売り越している。機械、陸上輸送、専門サービス、旅客航空がその中心だった。ボーイング<BA>の下げも影響したものと思われる。
投資家は力強い米経済指標とＦＲＢからタカ派的メッセージで高金利の長期化に対する懸念を強めており、米株式市場のポジションを調整した模様。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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