レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2024/08/16 23:20
アジア株上昇、米景気先行きに安心感 豪州株2週間ぶり高値、豪中銀タカ派強調も市場は年内利下げを期待
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 17405.94(+296.80 +1.73%)
中国上海総合指数 2880.01(+2.65 +0.09%)
台湾加権指数 22340.72(+445.55 +2.03%)
韓国総合株価指数 2689.70(+45.20 +1.71%)
豪ASX200指数 7947.60(+82.08 +1.04%)
インドSENSEX30種 79558.50(+452.62 +0.57%)
アジア株は総じて上昇、前日の米株大幅高を好感した買いが続いている。
予想を大きく上回る米小売売上高と米新規失業保険申請件数2週連続減少を受け、米国が景気後退に陥るのではないかとの懸念が後退した。米大幅利下げ期待は後退しているものの、9月の25bp利下げは確実か。
香港、台湾、豪州、休場明け韓国は約2週間ぶり高値をつけている。
香港市場ではアリババや美団、バイドゥ、テンセントホールディングス、シャオミなどハイテク関連が総じて上昇している。JDドットコムは9.2%高と大幅高、約1カ月ぶり高値をつけている。第2四半期決算で純利益が前年同期比92%増となったことが好感されている。台湾、韓国市場でもハイテク関連が総じて上昇。
豪州市場では原油や金、銅、アルミニウムなどの商品価格の上昇が好感されており、素材やエネルギー関連が総じて上昇している。
ブロック豪中銀総裁はインフレは依然として高すぎる、利下げについて考えるのは時期尚早だとタカ派姿勢を改めて強調した。ただ、市場は年内の利下げ開始を期待している。来週は8月会合の豪中銀議事録が公表される。
上海株は小動き、週末を前に利益確定の売りも出ている。
中国人民銀行が突如MLF金利の発表を延期したことから、一連の中国7月経済統計を確認してから当局が金融緩和含む景気支援策を打ち出すのではないかとの期待が広がっている。主要金利を引き下げたところで中国経済には「焼け石に水」状態だが、少なくとも投資家心理は改善する。
来週も中国企業決算が相次ぐ。シャオミにネットイース、バイドゥといった大手ハイテク企業のほか、石油会社の中国海洋石油や中国石油化工、金鉱会社の紫金鉱業集団、中国農業銀行に中国建設銀行、製薬会社の薬明生物技術、不動産会社のCG SERVICESや龍湖集団が予定されている。
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者、情報提供者及び広告主は一切の責任を負いません。投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。