レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2024/11/23 05:36
米大手証券が今週、第3四半期のヘッジファンド動向モニターを報告し、2022年以来初めて、ヘッジファンドが半導体株へのエクスポージャーを削減していたことが明らかとなった。その一方で、循環株への配分を増やし、それにより米大統領選挙を前に有利なポジションを築いたとも述べている。
ヘッジファンドは今年初めは循環株へのエクスポージャーを削減していたが、その後、第3四半期にディフェンシブ株から循環株に徐々にシフトしていたという。調査は総エクイティ・ポジション3兆ドル規模、697のヘッジファンドの保有資産を分析。
循環株へのシフトには、金融および消費裁量へのポジション追加、半面、ヘルスケア、生活必需品、不動産へのポジションは削減していたという。
一方、テスラを除いたマグニフィセント7は依然として最も人気の高いロングポジションとしてランクインしているが、第3四半期中にはグループ内でローテーションがあったとも述べている。同証券の「ライジング・スターズ」のリスト(ヘッジファンドの人気が最も上昇した銘柄)にランクインしたエヌビディア<NVDA>へのエクスポージャーを追加し、アップル<AAPL>とアマゾン<AMZN>を減らしたという。
半面、「フォーリング・スターズ」リストに挙げられたAI関連銘柄はアップルとアマゾンの他に、デル<DELL>、ハブスポット<HUBS>、ラムリサーチ<LRCX>、クアルコム<QCOM>、スーパー・マイクロ<SMCI>、ウエスタンデジタル<WDC>だったと述べている。
米株のロング・ショート戦略を手掛けるヘッジファンドは年初来14%のリターンを記録し、過去20年間の年間平均リターンの約2倍になっていたほか、同証券のヘッジファンドVIPリストで最も人気の高いロングポジションは、年初来30%のリターンを記録していたという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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