レポート
配信元:株探ニュース
投稿: 2024/12/25 01:42
ナスダックは年初来で33%上昇し、今年もIT・ハイテク株は好調な年で終りそうだ。通信サービスやITセクターが今年のS&P500を牽引し、このグループの重要性さらに強調している。
このような環境を踏まえ、来年をリードする可能性のある銘柄をスクリーニング。ナスダック100指数の採用銘柄から上昇余地の大きい銘柄として、アナリストが投資判断を「買い」とし、目標株価のアナリスト平均が現行水準から30%超上方かい離している銘柄のうち3銘柄をピックアップ。
◆エヌビディア<NVDA>
今年最も話題となった銘柄のエヌビディア<NVDA>は来年も期待される。AIの寵児の今年の株価は180%超も急騰しているが、この大幅高の後でもウォール街はさらに30%超の上昇余地があると見ている。投資判断も大半のアナリストが「買い」を維持。
特に強気な見通しを立てている米大手証券のアナリストは先週、トップピックの最優先の投資対象として再指定した。短期的なデータがまちまちである場合でも、その根底にある力は非常に強力だと述べている。
◆アプライド・マテリアルズ<AMAT>
一方、アプライド・マテリアルズ<AMAT>は今年株価が低迷した銘柄の1つで、今年の株価は年初来で3%ほどしか上昇せず、ベンチマークであるS&P500を完全にアンダーパフォームしている。同社株は夏以降苦戦を強いられ、255ドル近辺から一時160ドル近辺まで下落している。それでもウォール街は今後の反発に楽観的で、アナリストの平均目標株は30%超の上昇余地を示している。
◆ダイヤモンドバック・エナジー<FANG>
IT・ハイテク株だけではない。石油・ガスのダイヤモンドバック・エナジー<FANG>も名を連ねており、アナリストは今後39%の上昇余地があると見ている。同社株も年初来で1%しか上昇できず、ベンチマークを完全にアンダーパフォームしている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
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