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ターゲットが下落 既存店売上高の見通し上方修正も、収益性への懸念払拭には不十分=米国株個別

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/01/17 00:54

(NY時間10:54)(日本時間00:54)
ターゲット<TGT> 130.20(-4.34 -3.22%)

 ディスカウントストア2位のターゲット<TGT>が下落。取引開始前に重要なホリデーシーズンである11-1月(第4四半期)のガイダンスを公表し、既存店売上高は約1.5%増を見込み、従来の見通しから上方修正した。ただ、収益性に対する投資家の懸念を和らげるには不十分なようだ。第4四半期の1株利益の見通しは維持した。

 アナリストは「同社の売上は投資家の期待と概ね一致しているが、値引きや販促が収益性を損ねている可能性がある」と述べている。また、ライバルであるアマゾン<AMZN>やウォルマート<WMT>との競争により、同社の収益性の目標達成は依然として難しい可能性があるとも述べた。

 消費者が家庭用品などの従来は主力商品であった消費裁量への支出を減らしている。そのため同社は1年以上も売上回復に苦戦している。

 在庫や商品構成に関する一連の失策の後、同社は昨年末に利益見通しを下方修正し、株価は急落していた。一方、ウォルマートは好業績を報告しており、両社の違いが浮き彫りとなっいる。

 しかし、最新の業績は回復を示唆している。オンラインと店舗への来客数が3%近く増加し、ブラックフライデーとサイバーマンデーのプロモーション期間中の記録的な売上につながった。11月と12月の既存店売上高は2%増加している。

(11-1月・第4四半期見通し)
・既存店売上高:約1.5%増(従来:ほぼ横ばい)(予想:0.2%増)
・1株利益(調整後):1.85~2.45ドル(予想:2.19ドル)

(25年度通期見通し)
・1株利益(調整後):8.30~8.90ドル(予想:8.67ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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