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セールスフォース、決算受け時間外で株価上昇 AIエージェントの業績寄与が本格化する兆し=米国株個別

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/05/29 06:24

(NY時間17:23)(日本時間06:23)時間外
セールスフォース<CRM> 278.90(+2.87 +1.04%)

 セールスフォース<CRM>が時間外で上昇。引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。重要な指標である進行中の残存履行義務は予想を上回っている。ガイダンスも公表し、予想を上回る第2四半期の売上高見通しを示したほか、通期の売上高および1株利益の見通しを上方修正した。なお、インフォマティカ<INFA>買収による26年度の見通しへの影響はないとしている。

 同社は、AIエージェント製品の業績寄与が本格化する兆しが見えて来たとしている。同社やマイクロソフト<MSFT>は、カスタマーサービスなどの業務を人の指示なしで遂行できるAIエージェントの提供で競争している。同社は10月に自律型AIアシスタント「エージェントフォース」を投入し、顧客による幅広い導入を目指している。

 株価は発表後に時間外で買いが強まったものの、その後は伸び悩む展開。

(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):2.58ドル(予想:2.74ドル)
・売上高:98.3億ドル 7.6%増(予想:97.5億ドル)
  サブスクリプション&サポート:93.0億ドル(予想:92.2億ドル)
  営業:21.3億ドル(予想:21.6億ドル)
  サービス:23.3億ドル(予想:23.5億ドル)
  プロフェッショナルサービス&その他:5.32億ドル 2.9%減(予想:5.30億ドル)
・営業利益:31.7億ドル(予想:31.8億ドル)
・営業利益率(調整後):32.3%(予想:32.6%)
・前受収益(期末):178.0億ドル(予想:176.5億ドル)
・残存履行義務:609億ドル(予想:599.2億ドル)
  進行中の残存履行義務:296億ドル(予想:290.5億ドル)
  非進行中の残存履行義務:313億ドル(予想:308億ドル)
・FCF:63.0億ドル(予想:58.9億ドル)

(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:101.1~101.6億ドル(予想:100.2億ドル)
・1株利益(調整後):2.76~2.78ドル(予想:2.74ドル)

(26年度通期見通し)
・売上高:410~413億ドル(従来:405~409億ドル)(予想:408.2億ドル)
・1株利益(調整後):11.27~11.33ドル(従来:11.09~11.17ドル)(予想:11.16ドル)
・営業利益率(調整後):34%を維持

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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