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テスラ、決算受け下落 売上高が急激 マスクCEOの発言も重石に=米国株個別

レポート

配信元:株探ニュース

投稿: 2025/07/24 22:43

(NY時間09:41)(日本時間22:41)
テスラ<TSLA> 303.70(-28.86 -8.68%)

 テスラ<TSLA>が下落。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。売上高は少なくとも過去10年で最も急激な減収となっている。この数週間で多くのアナリストが予想を引き下げる動きが見られていた。今回はその見通しをさらに下回る結果となった。

 マスクCEOの決算説明会での発言も重石になっているようだ。EVの優遇措置の終了により今後四半期は「厳しい」局面になる可能性を示した。

 同社は声明で「年内の新型車の発売計画は順調に進んでいる。サイバーカブは2026年から量産開始予定だ」と述べた。一方、ロボタクシーおよび低価格車の計画を引き続き推進しているとも述べている。また、「関税の変動、財政政策や政治的な不透明感による影響が続くマクロ環境にもかかわらず、多くの主要施策は順調に進行中だ」と説明。

 アナリストは「同社の語るストーリーと実際のファンダメンタルズのギャップはさらに広がっている。株価はますます実態からかけ離れている」と述べた上で、「第2四半期の決算はその乖離をさらに裏付ける内容で、少なくとも現時点では株価にとってファンダメンタルズが重要なのかという疑問が浮上している」とも語った。

 別のアナリストは「同社のコメントはまちまちで、マスクCEOはロボタクシーの見通しやスケジュールを再提示した一方で、オプティマスなどのスケジュールは後ろ倒しにした」と述べている。

(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.40ドル(予想:0.42ドル)
・売上高:225.0億ドル 12%減(予想:226.4億ドル)
・粗利益率:17.2%(予想:16.5%)
・営業利益:9.23億ドル(予想:12.3億ドル)
・FCF:1.46億ドル(予想:7.60億ドル)
・設備投資:23.9億ドル(予想:24.3億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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