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NYの視点:【今週の注目イベント】ジャクソンホール年次会合、7月FOMC議事録、英加ユーロ圏CPI

レポート

配信元:フィスコ

投稿: 2025/08/18 07:36

*07:36JST NYの視点:【今週の注目イベント】ジャクソンホール年次会合、7月FOMC議事録、英加ユーロ圏CPI
今週はカンザスシティ連銀が主催するジャクソンホール年次総会に注目が集まる。特に、トランプ政権による利下げ圧力が強まる中、パウエル議長の講演が焦点となる。労働市場には減速兆候が見られ関税によるインフレへの影響は限定的となっているものの、サービスインフレの上昇で、インフレは高止まり。議長が金融政策を据え置く姿勢を維持するとドルの買い戻しが強まる。一方、9月の利下げの可能性を示唆した場合は、ドル売りに拍車をかける可能性がある。

さらに、米露首脳会談の結果を睨む。トランプ大統領はロシア・ウクライナ戦争の終了を望むとしているが、もし、プ―チン大統領が停戦合意の意向が見られなければ、経済的な厳しい問題に直面することになるだろうと制裁をほのめかした。

また、カナダ、英国、ユーロ圏は消費者物価指数(CPI)を発表するほか、NZ準備銀行は金融政策決定会合を予定しており、相場材料となる。NZ準備銀は政策金利を据え置く見通し。英国の6月CPIは予想外に上昇したのち、動向に注目。英中銀は0.25%の利下げに踏み切ったものの、メンバーはインフレへの懸念を強めつつある。結果次第で、利下げ観測が後退し、ポンド買いにつながる可能性もある。

連邦準備制度理事会(FRB)は7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表する。この会合では、不透明感が引き続き強く、政策金利の据え置きを決定。ただ、1993年以降32年ぶり2名の理事が利下げを支持し、反対票に投じた。内容で今後の利下げの可能性を探る。

■今週の主な注目イベント

●米国
19日:住宅着工件数・建設許可件数
20日:連邦準備制度理事会(FRB)が7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、ボスティック米アトランタ連銀総裁がイベントで司会、ウォラーFRB理事が講演、
21日:新規失業保険申請件数、コンファレンスボード先行指数、中古住宅販売、製造業PMI
21日―23日:ジャクソンホール年次会合
22日:パウエルFRB議長が基調演説

●欧州
20日:ユーロ圏CPI
21日:ユーロ圏製造業PMI、消費者信頼感

●加
19日:CPI
22日:小売売上高

●日本
20日:貿易収支、機械受注
21日:製造業PMI

●NZ
20日:NZ準備銀金融政策決定会合

●英
20日CPI
21日:製造業PMI
22日:小売売上高




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