オクタが決算受け上昇　通期見通しを上方修正＝米国株個別

（NY時間09:48）（日本時間22:48）
オクタ<OKTA>　93.74（+2.18　+2.38%）

　ユーザー管理や分析レポートのソフトウエア開発のオクタ<OKTA>が上昇。前日引け後に５－７月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正した。第３四半期の売上高見通しも予想を上回っている。

　アナリストは「第２四半期の小幅な上振れを踏まえると、第３四半期の残存パフォーマンス義務（ＲＰＯ）成長見通し１０％は保守的に見える」といった見解や、「同社は着実な上振れとガイダンス引き上げを達成し、トラクション改善が見られる。また、売上高、収益性、フリーキャッシュフロー（ＦＣＦ）の通期見通しの改善をポジティブ要因」と評価した。

（５－７月・第２四半期）
・１株利益（調整後）：0.91ドル（予想：0.84ドル）
・売上高：7.28億ドル　13％増（予想：6.97億ドル）
　　サブスク：7.11億ドル　13％増（予想：6.98億ドル）
　　プロフェッショナル・その他：0.17億ドル　21％増（予想：0.14億ドル）
・粗利益率（調整後）：82％（予想：81.8％）
・営業利益（調整後）：2.02億ドル　36％増（予想：1.85億ドル）
・FCF：1.62億ドル

（８－１０月・第３四半期予想）
・１株利益（調整後）：0.74～0.75ドル（予想：0.75ドル）
・売上高：7.28～7.30億ドル（予想：7.23億ドル）
・営業利益（調整後）：1.60～1.62億ドル（予想：1.65億ドル）
・進行中の残存履行義務（cRPO）：22.6～22.7億ドル（予想：22.7億ドル）

（２６年度通期予想）
・１株利益（調整後）：3.33～3.38ドル（従来：3.23～3.28ドル）（予想：3.27ドル）
・売上高：28.8～28.9億ドル（従来：28.5～28.6億ドル）（予想：28.6億ドル）
・営業利益（調整後）：7.30～7.40億ドル（従来：7.10～7.20億ドル）（予想：7.16億ドル）

【企業概要】
　世界中で自動化ユーザー管理、統合、モバイルID、マルチファクター認証、およびリポートソフトウェアを提供しているアプリケーションソフトウェア開発会社。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美


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