レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2022/01/04 03:42
NY株式3日(NY時間13:29)
ダウ平均 36438.66(+100.36 +0.28%)
ナスダック 15765.10(+120.13 +0.77%)
CME日経平均先物 28955(大証終比:+125 +0.43%)
年明けのNY株式市場は反発して新年をスタートしている。IT・ハイテク株に買戻しが入っているほか、きょうは米国債利回りが大幅に上昇しており、銀行株に買いが強まっている。一方、来週の銀行株を皮切りに10-12月期決算が始まるが、その状況確認したい雰囲気もあるようだ。
今年は、インフレは昨年よりは鈍化が予想されるものの、高い水準がしばらく続くとの見方が多い。それに伴ってFRBの金融引き締めが予想されている。金利環境の上昇が予想される中で、銀行の金利収入にとっては追い風の環境が期待されている模様。
一部からは今年は賃金インフレの影響を受けるリスクが高い銘柄は避けるべきだとの指摘も聞かれる。2022年は企業の利益率が勝敗を左右するという。経済成長は鈍化が予想され、多くの企業で売り上げの伸びが限定される。その中で企業はインフレと金利高の影響をいかに克服できるかが重要なポイントに
金融政策や感染拡大の動向など、2022年は昨年の年初よりもはるかに視界不良となっている。インフレと、それがサプライチェーンや賃金、米金融政策にどう作用するかが大きな波乱要因であることに変わりはないと指摘した。
株式リターンは利益率でふるいにかけたときに最も顕著になると指摘。S&P500企業の利益率は0.40%ポイント上昇し12.6%を予想。昨年は米国債利回りが急反転し、株式市場の焦点が大きく入れ替わった。今年も金利がどのような軌道を進むのかが著しい影響を及ぼすとしている。
セクター別ではIT・ハイテクや銀行のほか、エネルギー、航空株が上昇。一方、医薬品や住宅建設が軟調。
個別に、テスラが5日ぶりに大幅反発で新年をスタート。休み中に10-12月期(第4四半期)の世界の出荷台数が予想を上回る30万8600台となり、過去最高を記録したと発表。予想は約26万3000台だった。昨年全体の販売台数は93万6000台余りと、20年から約87%増加。出荷台数の大多数は「モデル3」と「モデルY」が占めた。アナリストからも半導体不足とサプライチェーン問題を考慮すれば、第4四半期の出荷台数は「驚愕」だとのコメントも聞かれた。
AMD<AMD>が5日ぶりに反発。年明けの半導体関連株は買い戻しが先行しており、同社株も買いが優勢となっている。アナリストが、今年の半導体業界は2021年よりはパフォーマナス鈍化が懸念されるものの、同社は継続的な力を発揮するトップピック(最有望銘柄)の1つだと述べた。
アップル<AAPL>も反発し、取引時間中の最高値を更新。時価総額は2.99兆ドル付近まで拡大し、3兆ドルに接近している。
アップル<AAPL> 182.20(+4.63 +2.60%)
マイクロソフト<MSFT> 332.31(-4.01 -1.19%)
アマゾン<AMZN> 3398.63(+64.29 +1.93%)
アルファベットC<GOOG> 2907.83(+14.24 +0.49%)
テスラ<TSLA> 1176.03(+119.25 +11.28%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 339.01(+2.66 +0.79%)
AMD<AMD> 150.05(+6.15 +4.27%)
エヌビディア<NVDA> 300.71(+6.60 +2.24%)
ツイッター<TWTR> 42.90(-0.32 -0.74%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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(+1.47%)
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(01:15)
+0.07
(+0.02%)
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(-3.67%)
404.60
(01:15)
+4.32
(+1.08%)
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