ダウ先物など総じて小幅高　やや楽観論広がる＝米国株

ダウ先物など総じて小幅高　やや楽観論広がる＝米国株

米株価指数先物（12月限）（NY時間09:03）（日本時間22:03）
ダウ先物　46854（+48.00　+0.10％）
S＆P500　6769.75（+3.00　+0.04％）
ナスダック100先物　25118.50（+8.50　+0.03％）

　きょうの米株価指数先物市場は総じて小幅高、やや楽観的な流れが広がっていると見られており、テクノロジーなど中心にしっかりとした動き。

　米政府機関閉鎖を受けて本来本日発表の米雇用統計などは発表延期となっている。米株式市場への政府機関閉鎖の影響は限定的で、先行き不透明感もあって今月の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）での利下げも実施されるとの見方が広がり、株高につながっている。
　もっとも政府機関閉鎖が長期にわたると、米経済への影響が大きくなる。2018年の35日間閉鎖の際には、閉鎖対象ではなかった航空管制官なども欠勤が増加することで空の便などにも影響が出ていた。

　ＡＩへの資金流入継続との期待もあり、新興ハイテクへの期待が継続。時間外でのマグニフィセント７の動きは比較的まちまちもテスラ<TSLA>、メタ<META>などはしっかりとなっている。アルファベットC<GOOG>アルファベットA<GOOGL>、アップル<AAPL>などはマイナス圏。

　ダウ採用銘柄ではジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>がウェルズ・ファーゴがイコールウェイトからオーバーウェイトへ引き上げたことなどを受けて強い。

　その他銘柄では半導体製造のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が、米商務省産業安全保障局（Bureau of Industry and Security）の新規則の影響が利益が減少するとの報道などを受けて軟調。

　暗号資産技術のＣａｎａａｎ　Ｉｎｃ<CAN>はビットコイン採掘機の大きな受注を発表さいたことなどで一時19%高。

　金属会社フリーポート・マクモラン<FCX>はUBSが中立からBUYへ判断を引き上げたことなどを好感してしっかりとなった。

（NY時間09:09）（日本時間22:09）時間外
アプライド・マテリアルズ<AMAT>　220.35（-3.24　-1.45%）
フリーポート・マクモラン<FCX>　39.60（+0.73　+1.88%）
ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>　187.29（+1.31　+0.70%）
アップル<AAPL>　253.87(-3.26　-1.27％)
アルファベットC<GOOG>　245.81(-0.62　-0.25％)
アルファベットA<GOOGL>　245.09(-0.60　-0.24％)
テスラ<TSLA>　443.08(+7.08　+1.62％)
メタ<META>　729.45(+2.40　+0.33％)

MINKABU PRESS編集部　

株探ニュース