レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2021/12/16 02:39
NY株式15日(NY時間12:28)
ダウ平均 35525.21(-18.97 -0.05%)
ナスダック 15077.76(-159.88 -1.05%)
CME日経平均先物 28525(大証終比:+55 +0.19%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅安で推移しているものの、依然としてIT・ハイテク株への売りは続いており、ナスダックは1%超の下落となっている。午後にFOMCの結果発表を控える中、結果待ちの雰囲気は強いものの、FOMCの結果を受けて、米国債利回りが上昇との見方から、高バリュエーションのIT・ハイテク株など成長株は調整売りが続いている模様。
FOMCについては資産購入ペース縮小のスピートを速め、早期に終了との見方を強めている。具体的な数字を示すかは未知数だが、現在の月150億ドルづつの購入ペース縮小を、1月から2倍の月300億ドルに増額し、3月で資産購入は終了との見方も出ている。一方、月350億ドルに直ぐに増額し、2月で終了との声も一部からは出ているようだ。月300億ドルの方が有力視されている。
また、今回はFOMCメンバーの金利見通しも公表される。こちらは2022年に2-3回の利上げを予想して来ると見られており、足元の感染拡大を考慮して、2回との見方が多いようだ。
IT・ハイテク株のほか、エネルギー、銀行、産業も軟調。一方、医薬品が上昇している。
個別に医薬品のイーライリリー<LLY>が上昇。取引開始前にガイダンスを公表し、通期見通しを1株利益、売上高とも上方修正した。来年度の通期見通しも公表し、売上高は今年度よりも減収を見込んでいるが、1株利益は増益の見通しを示している。新製品の成長が新型ウイルス向けの抗体の需要低下を相殺すると見ているようだ。
アリババ<BABA>や百度(バイドゥ)<BIDU>といった米株式市場に上場している中国株の売りが目立っている。バイデン政権が中国企業に対して、より厳しい輸出規制を検討しているとの報道が伝わったことが重石となっている模様。
イーライリリー<LLY> 273.23(+23.85 +9.56%)
アリババ<BABA> 118.67(-7.91 -6.25%)
百度(バイドゥ)<BIDU> 137.73(-5.16 -3.61%)
アップル<AAPL> 172.75(-1.59 -0.91%)
マイクロソフト<MSFT> 326.01(-2.33 -0.71%)
アマゾン<AMZN> 3311.59(-70.24 -2.08%)
アルファベットC<GOOG> 2865.28(-34.13 -1.18%)
テスラ<TSLA> 936.85(-21.66 -2.26%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 326.45(-7.29 -2.18%)
AMD<AMD> 136.34(+0.74 +0.54%)
エヌビディア<NVDA> 282.40(-0.97 -0.34%)
ツイッター<TWTR> 42.89(-1.46 -3.30%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
関連銘柄
銘柄名称
株価
前日比
242.60
(19:03)
-2.00
(-0.82%)
114.06
(19:03)
+0.96
(+0.85%)
224.36
(19:03)
-4.32
(-1.89%)
126.96
(19:03)
+2.23
(+1.79%)
90.50
(19:03)
-6.98
(-7.16%)
184.40
(19:03)
-2.47
(-1.32%)
857.41
(19:03)
+13.14
(+1.56%)
407.65
(19:03)
-0.78
(-0.19%)
140.07
(19:03)
+1.22
(+0.88%)
352.53
(19:03)
-3.31
(-0.93%)
この銘柄の最新ニュース
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。