レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2023/01/10 00:43
ゴールドマン<GS>は今週の決算発表で約3200人の削減に乗り出す見通しだと伝わっている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。同銀の人員削減規模としては過去最大級となる可能性がある。
週半ばにプロセスを開始する見込みで、全体の削減数が3200人を超えることはないという。うち3分の1強が中核のトレーディング・銀行部門となる公算が大きく、今回の人員削減が広範に及ぶことが示唆された。
同社はまた、クレジットカードや割賦金融事業を網羅する新部門の財務状況も公表する方向で、20億ドル余りの税引き前損失を計上することになるという。
消費者金融部門の参入の試みに予想を上回る費用がかかったほか、さまざまな事業の伸び減速や市場・経済の不透明な見通しも重なり、同社はコスト削減に追われている。経営幹部レベルの先の提案では4000人近い人員削減の可能性が検討されていたという。
同銀は17日に10-12月(第4四半期)の決算を発表する予定。人員削減は年末の報酬についての協議を通常行う時期の1週間前に行われる。削減対象とならない行員にとっても、報酬額は投資銀行部門を中心に落ち込む見通しだとも伝えた。
(NY時間10:33)
ゴールドマン<GS> 353.49(+5.41 +1.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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