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ダウ平均は6日続伸して始まる 底打ち期待も、そう考える向きは少数派=米国株序盤

レポート

配信元:MINKABU PRESS

投稿: 2022/05/27 23:06

NY株式27日(NY時間09:55)
ダウ平均   32883.00(+245.81 +0.77%)
ナスダック   11958.57(+217.98 +1.91%)
CME日経平均先物 26990(大証終比:+180 +0.67%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は6日続伸して始まっている。きょうも値ごろ感からの買い戻しが続いているようだ。ダウ平均は先週まで8週連続で下落していたが、このままで行けば、9週間ぶりに上昇して今週を終わりそうだ。FRBの積極利上げが一旦緩むのではとの期待や、今週発表の小売り企業の決算が安心感を与えている。

 一部からは底打ち期待も出ている。しかし、そう考える向きはなお少数派で、短期的なリバウンド相場との見方が依然根強い。米個人投資家協会の調査によると、個人投資家の54%近くが今後6カ月間の株価下落を予想しており、前週から僅かに上昇。一方、米大手金融機関の5月調査では、世界のファンドマネジャーの現金残高が2001年9月11日の米同時多発テロ以降で最も高い水準に上昇したことが示された。

 基本的に株価圧迫要因にほとんど変化はなく、FRBもうしばらく積極利上げを続ける方針で、これがリセッション(景気後退)を誘発するとの懸念も根強い。また、中国のロックダウンとウクライナ情勢は依然としてサプライチェーンに深刻な影響を及ぼしている。

 一方、リバウンド相場はもうしばらく続く可能性があるとも指摘されている。一部の銘柄は大きく売られたことでバリュエーションがより魅力的になり、押し目買いを入れやすいという。持続性には疑問があるものの、一部の銘柄やセクターのバリュエーションが下がり、魅力的になってきているとしている。小型株や消費財、収益性の高いIT・ハイテク企業に買い場があるとの指摘も出ている。

 きょうも小売り企業の決算が発表になっていたが、まちまちの内容。ギャップ<GPS>はガイダンスの下方修正が予想以上にひどく下落。一方、化粧品販売のアルタ・ビューティ<ULTA>はガイダンスを上方修正し、大きな光明との評価も出て株価は上昇している。

ギャップ<GPS> 10.50(-0.62 -5.58%)
アルタ・ビューティ<ULTA> 421.00(+43.04 +11.39%)

アップル<AAPL> 146.85(+3.07 +2.14%)
マイクロソフト<MSFT> 270.39(+4.49 +1.69%)
アマゾン<AMZN> 2282.60(+61.05 +2.75%)
アルファベットC<GOOG> 2215.11(+49.19 +2.27%)
テスラ<TSLA> 741.63(+33.90 +4.79%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 191.66(+0.03 +0.01%)
AMD<AMD> 100.40(+1.65 +1.67%)
エヌビディア<NVDA> 182.53(+4.02 +2.25%)
ツイッター<TWTR> 39.80(+0.28 +0.71%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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(01:15)

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237.68

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(+0.02%)

120.07

(01:15)

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(-3.67%)

TSLA

テスラ

 

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(01:15)

+4.32

(+1.08%)

412.15

(01:15)

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(-1.52%)

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