レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2022/05/21 05:46
--------------------------------------
米東部時間午後4時35分
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ダウ工業株30種平均 31261.90 + 8.77 (+ 0.03%) 31515.78 / 30635.76
ナスダック総合指数 11354.62 - 33.88 (- 0.30%) 11552.21 / 11035.69
S&P500 3901.36 + 0.57 (+ 0.01%) 3943.42 / 3810.32
-------------------------------------
きょうのNY株式市場でダウ平均は大きく振幅した。 終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が8.77ドル高の3万1261.90ドル、ナスダック総合指数が33.88安の1万1354.62、S&P500が0.57高の3901.36。
火曜日までの3営業日続伸の後、水曜日に大きく値を崩したダウ平均は、木曜日も続落。今日は週末を前にしたポジション調整の意識もあり、時間外の時点で買いが目立っており、寄り付き後はしっかりの展開に。ダウ平均は前日比250ドル超の上昇を見せる形となった。
しかし、リスク警戒からの株安の勢いは強く、その後は一転して売りが優勢に。高値から800ドル、前日比でも600ドルを超える下落を見せた。引けにかけては一転して買い戻し。週末マタギのポジションを嫌った動きに前日終値前後まで値を戻す展開となって居る。
ダウ平均は中国東方航空での国内便でのMAX運航の再開が滞っているボーイング<BA>や、景気鈍化懸念などが重石となっているキャタピラーが朝から大幅安。その後はその他銘柄も幅広く売られ、米株安の動きに。引けにかけて各銘柄に買い戻しも、ボーイングは5%安、キャタピラーは4.3%安と下げ基調が続いた。
医薬品、衛生品などの買いが目立っており、医薬品大手メルクなどがしっかり。引けにかけてはシステム関連の買いが目立ち、セールスフォース、シスコシステムズなどがしっかりと買われ、ダウのプラス圏浮上に寄与。
ナスダックは中国でのサプライチェーン問題などを受けた自動車テスラの売りが朝から目立った。ツイッター買収を巡ってのイーロン・マスク氏の状況なども売りを誘った。一方でツイッター<TWTR>はしっかり。その他GAFA関連では一時売りがかなり強く出たエヌビディア<NVDA>が安値からかなりの買い戻しもマイナス圏。フェイスブック、アルファベットなどもしっかり。
個別銘柄では投資判断の引き下げが見られたディスカウント小売のシティ・トレンズが朝から大幅安。引けにかけては少し買い戻しも13%強の下げとなった。決算で失望売りが出た農機具メーカーのディア<DE>も14%強の下げ。
ダウ採用銘柄
ボーイング 120.70(-6.44 -5.07%)
キャタピラー 197.82(-8.94 -4.32%)
ファイザー 52.47(+1.82 +3.59%)
メルク 93.55(+1.46 +1.59%)
シスコシステムズ 42.94(+1.22 +2.92%)
アルファベット(C) 2186.26(-28.65 -1.29%)
フェイスブック 193.54(+2.25 +1.18%)
ネットフリックス 186.35(+2.87 +1.56%)
テスラ 663.90(-45.52 -6.42%)
アマゾン 2151.82(+5.44 +0.25%)
エヌビディア 166.94(-4.30 -2.51%)
ツイッター 38.29(+1.00 +2.68%)
シティ・トレンズ 25.43(-3.87 -13.21%)
ディア 313.31(-51.31 -14.07%)
MINKABU PRESS
関連銘柄
この銘柄の最新ニュース
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。