レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2021/12/03 12:05
NY株式2日(NY時間12:53)
ダウ平均 34664.07(+642.03 +1.89%)
ナスダック 15382.73(+128.68 +0.84%)
CME日経平均先物 27935(大証終比:+185 +0.66%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅反発。前日までの2日間でダウ平均は1000ドル超下落したことで、きょうは値ごろ感の買い戻しが入っている模様。医薬品は軟調なものも見られるものの、総じて幅広いセクターに買い戻しが入っている。特に旅行レジャー関連や中小型株などパンデミックからの回復で恩恵を受け易い銘柄に買いが集まっているようだ。
オミクロン株については米国で2例目の感染が確認されているが、伝染力は強いものの、重症化にはなりにくいとの報告もあり、ひとまず市場も成り行きを見守っている状況のようだ。
市場は明日の米雇用統計に注目している。今週のパウエルFRB議長の議会証言はこれまで以上にタカ派に踏み込んだ印象を強め、株式市場もネガティブな反応を見せていた。明日の米雇用統計が議長の発言を裏付けるか注目される。
きょうはボーイング<BA>の上げがダウ平均をサポート。中国で約3年間飛行禁止となっていた737Maxの運航再開へのメドが出てきた。中国民用航空局がきょうウェブサイトで、737Maxの運航再開のために取る必要のある手順の指針を公表した。ボーイングの担当者は、「この通知は737Maxの中国での運航再開に向けた重要なマイルストーンを示している」と述べた。また、エンジンメーカーの仏サフランがきょう、ボーイングが2023年の737Maxの生産を月間50機に引き上げる準備をしていると述べていたことも買い材料視されているようだ。
アップル<AAPL>が下落。新機種のアイフォーン13の需要が鈍化しているとサプライヤーに伝えたとの報道が嫌気されている。アップルは既に部品不足を理由に今年のアイフォーン13の生産目標を引き下げたと伝えられているが、下方修正分については来年に増やすことで埋め合わせられると期待されていた。しかしアップルは現在、そうした注文は実現しない可能性があるとサプライヤーに伝えているという。
IT・ハイテク株への買いは一服しており、ナスダックは一時マイナスに転じる場面が見られていたものの、プラス圏に浮上している。
ボーイング<BA> 198.78(+10.59 +5.62%)
アップル<AAPL> 163.03(-1.74 -1.06%)
マイクロソフト<MSFT> 331.08(+1.00 +0.30%)
アマゾン<AMZN> 3456.17(+12.45 +0.36%)
アルファベットC<GOOG> 2876.11(+43.75 +1.54%)
テスラ<TSLA> 1088.99(-6.01 -0.55%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 309.14(-1.46 -0.47%)
AMD<AMD> 150.83(+1.72 +1.15%)
エヌビディア<NVDA> 323.31(+8.96 +2.85%)
ツイッター<TWTR> 42.55(-0.27 -0.63%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
関連銘柄
銘柄名称
株価
前日比
198.51
(09:15)
-0.38
(-0.19%)
98.62
(09:15)
-1.97
(-1.96%)
185.01
(09:15)
-1.34
(-0.72%)
185.96
(08:59)
-0.50
(-0.27%)
165.20
(09:15)
-0.85
(-0.51%)
433.31
(09:15)
-2.86
(-0.66%)
113.54
(09:15)
-0.28
(-0.25%)
275.35
(09:15)
-4.91
(-1.75%)
この銘柄の最新ニュース
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。