レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2022/11/16 00:56
NY株式15日(NY時間10:45)
ダウ平均 33902.87(+366.17 +1.09%)
ナスダック 11470.57(+274.35 +2.45%)
CME日経平均先物 28150(大証終比:+120 +0.43%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。上げ幅は一時450ドルを超えた。取引開始前に発表になった米生産者物価指数(PPI)が先週の米消費者物価指数(CPI)と同様に、インフレのピークの兆しを示唆したことが株式市場の買い戻しを強めている。
市場からは、「FRBの軸足変更が早まった可能性もある。必要なのは、現場の価格が実際にどうなるのか。そして、上がっていないことを認識することだ」との声も出ている。前日はブレイナードFRB副議長の発言が伝わっていたが、「FRBが来月の利上げペースを減速させる可能性が高い。先週の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことは引き締めペースを緩めるのに十分」と述べていた。この発言も市場のセンチメントを明るくしているとの指摘も出ている。
また、中国の動向もセンチメント改善に寄与しているという。前日の米中首脳会談で両首脳が、両国間の緊張緩和を呼び掛けたことや、中国政府がゼロコロナ規制を緩和方向へ傾けようとしているほか、不動産セクターへの支援などもあり、市場には中国経済に対する楽観論が広がっており、リスク選好に有利に働いているとしている。きょうはNY市場に上場している中国株のほか、半導体やアパレルといった中国市場へのエクスポージャーが比較的大きめの銘柄に買い戻しが膨らんでいる。
ウォルマート<WMT>の決算も支援している模様。ガイダンスでは通期の1株利益は以前同様に減益見通しを示したものの、従来からは上方修正し、売上高も上方修正した。同社はまた、200億ドルの自社株買いも承認。在庫は12.4%増加したが、これはインフレに関連して増えたもので、状況は大幅に改善していると述べたことも勇気づけられている模様。
ウォルマート<WMT> 149.60(+11.21 +8.10%)
アップル<AAPL> 152.93(+4.65 +3.14%)
マイクロソフト<MSFT> 244.81(+3.26 +1.35%)
アマゾン<AMZN> 100.82(+2.33 +2.37%)
アルファベットC<GOOG> 98.82(+2.79 +2.91%)
テスラ<TSLA> 199.67(+8.72 +4.57%)
メタ・プラットフォームズ<META> 116.89(+2.67 +2.34%)
AMD<AMD> 78.09(+4.56 +6.19%)
エヌビディア<NVDA> 167.79(+4.84 +2.97%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
関連銘柄
銘柄名称
株価
前日比
236.00
(01:15)
-1.59
(-0.67%)
115.95
(01:15)
-2.91
(-2.45%)
237.68
(01:15)
+3.04
(+1.30%)
205.60
(01:15)
+2.97
(+1.47%)
689.18
(01:15)
+2.18
(+0.32%)
415.06
(01:15)
+0.07
(+0.02%)
120.07
(01:15)
-4.58
(-3.67%)
404.60
(01:15)
+4.32
(+1.08%)
98.16
(00:59)
-0.49
(-0.50%)
この銘柄の最新ニュース
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。