レポート
配信元:MINKABU PRESS
投稿: 2023/06/14 02:15
NY株式13日(NY時間13:04)
ダウ平均 34268.35(+202.02 +0.59%)
ナスダック 13579.66(+117.74 +0.87%)
CME日経平均先物 33530(大証終比:+500 +1.50%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は6日続伸。IT・ハイテク株も買いが続いており、ナスダックも上昇を続けている。この日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)を受けて、株式市場は堅調な値動きを続けている。米CPIは予想とほぼ一致し、依然として高水準ではあるものの、前回からは鈍化傾向を示した。これを受けて市場では、明日結果が発表されるFOMCでの利上げ一時停止を確実視している。
ただ、市場のシナリオは変わっていない。今回のFOMCは利上げを一時停止するものの、声明や経済見通し、FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)、パウエル議長の会見などから、もう一段の追加利上げの可能性を示唆する見られている。市場も7月FOMCでの0.25%ポイントの利上げの確率を65%程度で見ている状況。
市場からは「現時点では一時停止に落ち着いており、FRBも投資家を驚かせたくはないだろう。しかし、コア指数がまだ5%台で推移していることから、FRBの次の動きは7月の追加利上げで、そして、恐らくその後にもう1回の利上げがある可能性がある。それは現時点では織り込み済みではない」といった声も出ている。
オラクル<ORCL>が最高値更新。前日引け後に3-5月期決算(第4四半期)を発表し、売上高、1株利益とも予想を上回った。同社は人工知能(AI)に関連した需要の高まりから、クラウド事業が恩恵を受けていることを示した。
きょうはIT・ハイテク株は堅調を維持しているものの、アップル<AAPL>は上げ一服。同社株は最高値を更新し、堅調な推移を続けているが、アイフォーンの需要の冷え込みとサービス事業の成長鈍化に対する懸念も一方で根強い。同社への現在の強気のアナリスト評価が意外にも過去2年以上に渡って最も少ない状態。きょうもアナリストによる投資判断の「中立」への引き下げが伝わっていた。
米消費者物価指数(5月)21:30
結果 0.1%
予想 0.3% 前回 0.4%(前月比)
結果 4.0%
予想 4.2% 前回 4.9%(前年比)
結果 0.4%
予想 0.4% 前回 0.4%(コア・前月比)
結果 5.3%
予想 5.2% 前回 5.5%(コア・前年比)
オラクル<ORCL> 117.65(+1.22 +1.05%)
アップル<AAPL> 183.44(-0.35 -0.19%)
マイクロソフト<MSFT> 333.77(+1.92 +0.58%)
アマゾン<AMZN> 126.66(+0.09 +0.07%)
アルファベットC<GOOG> 124.77(+0.42 +0.34%)
テスラ<TSLA> 258.59(+8.76 +3.51%)
メタ・プラットフォームズ<META> 271.99(+0.94 +0.35%)
AMD<AMD> 129.89(+0.70 +0.54%)
エヌビディア<NVDA> 407.87(+13.05 +3.31%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
関連銘柄
銘柄名称
株価
前日比
239.59
(01:15)
+2.26
(+0.95%)
142.06
(01:15)
+4.89
(+3.56%)
210.71
(01:15)
+2.82
(+1.36%)
172.98
(01:15)
+2.49
(+1.46%)
592.83
(01:15)
+18.51
(+3.22%)
430.98
(01:15)
+7.52
(+1.78%)
138.63
(01:15)
+0.38
(+0.27%)
181.41
(00:59)
-3.43
(-1.86%)
357.09
(01:15)
+11.93
(+3.46%)
この銘柄の最新ニュース
最新人気記事
本日の市況
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト
みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の株価予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。『ブログ』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしたり、売買シミュレーションができる『株価予想』機能も、無料でご利用いただけます。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。